インターネットを利用するには回線事業者とプロバイダの両方の契約が必要です。
回線事業者はインターネット回線を提供する業者で、プロバイダは回線とユーザーをつなぐ業者です。

どちらか一方のみ契約してもインターネットには接続できません。
回線事業者とは、インターネットに接続するための光回線やADSL回線、CATV回線などを提供している事業者です。
※現在は電話回線を利用したADSL回線は新規受付を終了しています。
ちなみに、自宅用にメインで契約しているインターネット回線について調べた研究によると1位が光回線65.7 %, 2位がCATV回線14.2 %, 3位がホームルーター9.2 %となっています。

回線事業者とプロバイダの契約を一つにまとめたサービスを「プロバイダ一体型」といい、インターネットを利用するための契約先が1つなので、月額料金の支払いや問い合わせ先が1つにまとめられます。よっぽど利用したいプロバイダがある人以外は基本的にプロバイダ一体型をおすすめします。
プロバイダ(ISP)とは?
先程も述べましたが、プロバイダは回線とユーザーをつなぐ業者であり、インターネットに接続するためのサービスを提供します。また、ISPとも呼ばれます。
プロバイダには、回線事業者がプロバイダ業も兼ねて提供している会社と、回線事業者の回線を使ってプロバイダ業のみサービスを提供する会社があります。
プロバイダの役割
- インターネットにつながる端末(スマホ、パソコン)にIPアドレスを割り振る
※IPアドレスはネットワーク上の住所のような役割を果たし、通信相手を指定するために使用されます。 - 独自のドメイン(~.comなど)のメールアドレスを提供する
- インターネット用のセキュリティ対策サービスを提供する
- インターネット接続の安定性や速度を管理する
コミュファ光のプロバイダ
コミュファ光は光回線をユーザーの家まで引っ張ってくる回線事業者でもあり、プロバイダと契約を一つにまとめたプロバイダ一体型でもあります。
プロバイダをコミュファ光以外から選ぶ「プロバイダ選択型」もありますが、回線事業者によって選択できるプロバイダ社は決められています。
コミュファ光ではプロバイダ選択型の場合、10社から選ぶことができます。(So-net, @nifty, BIGLOBE, 他7社)
プロバイダ一体型は契約がコミュファ光だけなのでやはり、インターネットに関する問い合わせや月額料金の振込先などが非常にわかりやすいのが特徴です。
また、プロバイダ一体型のほうが月額料金が安く、auスマホのスマホ代が毎月割引されるauスマートバリューなどの特典もあります。
まとめ
- プロバイダとは、回線とユーザーをつなぐ業者であり、インターネットに接続するためのサービスを提供
- 回線事業者とプロバイダの契約を一つにまとめたサービスを「プロバイダ一体型」という
- プロバイダ一体型はインターネットを利用するための契約先が1つなので、月額料金の支払いや問い合わせ先が1つにまとめられたり、わかりやすいなどの特徴がある